2011年12月21日水曜日

111220 Off the job training

Off the job training BLS, ACLS, Vf発見:CAB まずは心臓マッサージ、Vfの時のアドレナリンはα作用を期待して PALS: 小児ニ次救命処置 FCCS fundamental critical care support 外科医のための集中治療:人工呼吸器、気道確保、血管確保(CV)、ショック、非侵襲的人工呼吸(NPPV) 院内急変対応チームMET、JATEC外傷初期診療ガイドライン:外科的気道確保、胸腔穿刺、ドレナージ、ショックFAST ATLS(アメリカでは義務づけられている)

111219 昇圧薬、強心薬

カテコールアミン:α刺激、β刺激、混合性刺激(ドーパミン、ドブタミン) 
フェニレフリン:動脈静脈の両方の収縮、アドレナリンの1/5 半減期2-3時間、非常に高容量ではβ作用
クロニジン:デクスメデトミジン、呼吸抑制が少ない0.4γ、
β刺激:イソプロテレノール
アドレナリン:低用量ではβ刺激2-10μg/min β12 10μg/min以上でα作用、
ノルアドレナリン:β作用はほとんどない、体血管抵抗上昇して血圧上昇する、比較的心拍出量は一定に保たれる
ドーパミン:低用量では腎臓や内臓のドーパミン受容体が活性化される
ドブタミン:β作用がα作用を上回るために末梢血管では血管拡張、変力作用薬として使用、昇圧薬ではない

2011年12月17日土曜日

111217 研修医質問コーナー

研修医質問コーナー:小児のけい骨腫瘍、術後鎮痛に何が良いか。ケーススタディ:直後に疼痛、フェンタニルの投与量、硬膜外ブロック、大腿神経と坐骨神経ブロックは?Ivフェンタニル嘔気強いからやめてほしいといわれた。麻酔チャートと血中濃度シミュレーションを見ながら研修医がディスカッション

111216 眼球心臓反射

眼球心臓反射:Aschner反射:三叉神経ー迷走神経を介する:毛様神経(LCN SCN)毛様神経節、眼神経、半月神経節、三叉神経主知覚核、迷走神経核、迷走神経、原因:急性緑内障発作、外筋の牽引、網膜剥離手術、急激な牽引、負荷重量 低換気、高炭酸血漿(血管拡張して眼の血流が増えて眼圧が上昇)、低酸素血漿、呼吸性アシドーシス、浅い麻酔刺激が伝わりやすい、対処:中断、アトロピン、正常換気の維持、予防前投薬としてのアトロピンは斜視手術の30分間は球後麻酔、小児の方が起きやすい、2-5歳が起きやすい

2011年12月15日木曜日

111215 麻酔の歴史

華岡青洲 通仙散、外科医、華岡直道と於継、記録に残るものとしては世界で初めて麻酔をした

チョウセンアサガオ、トリカブト、ビャクシ

チョウセンアサガオ:トロパンアルカロイド副交感神経抑制、アトロピンと類似作用

トリカブト;鎮痛作用、局所麻酔作用、交換神経および副交感神経遮断作用、不整脈惹起作用

乳がん手術の最初の手術

内外合一、外科手術を行うには内科的に患者を観察してから行う

活物窮理:薬物にはいろいろな作用、副作用があるのだからその作用機序についてしっかり勉強すべきである

華佗かだ:享年208 麻沸酸を開発、関羽の腕に矢が刺さった時の手術

2011年12月14日水曜日

111213 利尿薬

尿量の調節:RAA ナトリウム利尿ペプチド、ADH、腎交換神経 利尿薬種類、フロセミド:ヘンレループ上行脚、内服やワンショットでは血中濃度低下時に尿細管でナトリウム再吸収が起こり効果が低下する、効果が不十分の時長時間作用性のルプラックやダイアートに変更してみる。作用部位、術後抜管前:リフィリングの際にフロセミドを用いると代謝性アシドーシスになり呼吸器からのウイニングが進みにくくなる。アセタゾラミドを使う。

2011年12月12日月曜日

111208 ナトリウムチャンネル

ナトリウムチャンネルサブタイプNav1.1-1.9 中枢神経1.3骨格筋1.4心筋1.5 

エステル型のアレルギー産物パラアミノ安息香酸

循環虚脱/痙攣 リドカイン4.5 ブピバカイン2.2 レボブピバカイン2.7 ACLSでアミオダロン150mg投与

神経毒性:局所麻酔薬濃度が上昇すると髄液中のグルタミン酸濃度が上昇する、グルタミン酸のAMPA受容体が関係か

111209 産科麻酔学会報告

出産直後の低酸素血症:肺塞栓症(羊水、血栓)、心筋梗塞、妊娠高血圧症候群、肺水腫、ミラー症候群

羊水塞栓症:診断は困難:へパリン1万単位静注

脊髄腫瘍を合併した帝王切開:必ず脳圧亢進をチェック、妊娠中は循環血漿量の増加、エストロゲンの上昇などからせ脊髄シュリュウが増大しやすい。妊娠中の脊髄シュリュウの手術では左側臥床位の手術が推奨、サリンヘス

111212 気管挿管困難、マスク換気困難について

開口困難、喉頭展開困難、チューブ挿入困難

LEMON look extremetlly, 332. mallanpati分類単独では効果が低い

MOANS法 mask seal, obese age no teeth snores of stiff(肺の硬さ)

2011年12月6日火曜日

111206 乳酸値

乳酸値:乳酸アシドーシス、乳酸の代謝低下、産生亢進、5mmol/l以下が正常、0.5-1.2mmol/l、Type A転酸素血症あり、低酸素血症、循環不全、重症貧血、シアン中毒、四肢壊疽、腸管虚血、治療:酸素化、循環の維持、輸血、ミトコンドリア機能阻害への代謝、シアン硫化水素中毒など、Type B、糖尿病、肝不全、腎不全、敗血症、痙攣、褐色細胞腫、悪性腫瘍、薬物中毒、血糖のコントロールなど、TypeBの場合は対症療法、重篤なアシデミアでは肺血管抵抗が増加したり、カテコラミンの反応性が変化する、心収縮力が増加、メイロン投与はClass III、CO2増加して細胞内アシドーシス、解離定数が6.1pH5.1-7.1の範囲では有効な緩衝液、生体のpHの範囲では無効かもしれない

2011年12月5日月曜日

111205 吸入麻酔麻酔薬

吸入麻酔薬:血液ガス分配係数麻酔薬が低いほど早い。D:0.45 S:0.65 I1.4デスフルランの沸点23.5度、デスフルラン:気道刺激性が強い。生体への取り込みが早い 導入のときは血管の富むVRG 体重の10%の容積だが心拍出量の75%の血流を占める。麻酔薬吸入開始後はまずVRGに麻酔薬が大量にとりこまれるが容積が少ないために10分ほどで動脈血と平行に達する。筋肉は体重の50%を占めるが心拍出量の20%の血流しかうけてない。覚醒の速さはこの血流の少ない臓器からの麻酔薬の抜けによる。デスフルランは4時間くらいたつと筋肉とVRGは平衡になる。セボフルランは4時間くらいではまだ筋肉に溶けていっているので覚醒の速さは麻酔時間の長短に影響される。沸点は低いが常温度では液体と気体の平衡が不安定なので安定して気体になるように気化器にヒーターをつける。値段高いので笑気を併用することも多い。