2012年7月27日金曜日

120727 深部静脈血栓症

四肢の静脈
筋膜より浅い表在静脈と深い深部静脈

発生部位により症状が異なる
頚部:ペースメーカーやカテーテルなど医源性が多い
上大静脈:縦隔腫瘍による圧迫が多い
下腿部:多くはヒラメ筋、うち30%は中枢へ飛ぶ、

症候性:腫脹や疼痛
抹消型の無症候性:下腿筋の硬化、

血管内皮障害:好中球から誘導されるサイトカインなど 

問診
診断、Dダイマー、画像静脈エコー、造影CT 病因検査(血栓傾向、自己抗体) 
Hoffmans test 

予防 治療 
ヘパリンのAPTTの1.5-2.5
 ワーファリンではPT-INR1.5-2.5,
カテーテル治療:血栓溶解、血栓吸引、ステント 下大静脈フィルター

2012年7月13日金曜日

120713 気管チューブ

スパイラル:噛み潰されてしまうと変形して閉塞してしまう

RAE 
Ring WH Adair JC, Elmyn RAの3人のチューブの開発者の名前にちなんで付けられた
カーブからの距離がサイズによって決まっているので固定する位置に汎用性がない

RAEとSpiralの比較:
声帯にはRAEが優しいかも
ファイバー挿管や気管吸引
折れるところの調節はspiralがやりやすい

2012年7月2日月曜日

120628 静脈路確保

血管の中膜に神経線維が含まれる
痛みはここで感じる

静脈弁:これをつぶすと血栓野リスクが高まる

駈血の微調整がしやすいのはベルト式

ポアズイユの法則

注射児の痛み:筋肉が緊張していると痛みが強い

フードテクニック
カテーテルの先端が血管内に入ったことを確認したらカテーテルのみを少し進めて内針をつかみ直し全体を進める。
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フローティングテクニック
カテーテルを完全に挿入する前に輸液を流しながら進める。

神経損傷防ぐために
血管をよく怒張させる、痛みがあるときには無理に進めない

プロスタグランジンはpHが高いので組織損傷する。

120702 術中覚醒

0.1-0.2%

多い手術;
帝王切開術、心臓手術、外傷手術、頭頸部手術

精神的後遺症59% そのうちPTSD71% 

日本麻酔科学会28890例中10例報告
:TIVA 5例 
SEVOの3例は気化器のセボフルランが空

TIVAは個人のタイトレーションが必須である

高濃度の麻薬投与でMACBARとMACawakeの逆転
交感神経反応を示さなくても覚醒している可能性がある

BIS 40-60でも術中覚醒があったという報告がある