2012年6月19日火曜日

120604 カテコラミン

β作用の強さ:イソプレテノール>ドブタミン>ドパミン>アドレナリン>ノルアドレナリン

ドパミン:副作用:悪心、嘔吐、消化管循環障害による麻痺性イレウス

ドブタミン:β2作用あり(ドパミンにはβ2作用なし)

アドレナリン心臓では冠動脈拡張、末梢血管収縮、



敗血症性ショックCCM 2012 ノルエピネフリン群の死亡リスク

120528 肥満患者の麻酔

WHO基準30-35 class I,

米国:BMI28を超える3-5%
BMI増加とともに死亡率、ICU滞在日数、人工呼吸管理期間増加

プロポフォール導入は除脂肪体重
維持全部体重

ロクロニウム理想体重

フェンタニル全体重

レミフェンタニル理想体重

脂肪組織が1kg増えると心拍出量は0.1l/kg増加

BMIが2単位増加するとSASの頻度は4倍増加する

耳かいの高さと胸骨切骨の高さを揃える

待機手術では減量に努める、

120525 心房細動

発作性:7日以内に自然停止
持続性
永続性

老化現象により肺静脈からの異常な発電能をもつ細胞が出現しそこからの激しい電流が心房に流入し心房がバランスを失って細動状態になる
中には肺静脈ではなく上大静脈など他の場所からの異常電流が原因になることもある

48時間以上であれば血栓回避処置

アブレーション:心房と肺静脈の連結部を円周状に焼しゃく

120524 ロボット手術

2001年 フランスの患者を米国の外科医が手術
Da vinci 米国の前立腺の手術、
Surgen Consoleのモニターを見ながらロボットアームを操作
3D映像で手術が可能
心臓血管外科
東京医科大学:婦人科領域
麻酔ロボット:Mcgill 自動的に麻酔ガスをコントロールする

120522 気管支喘息

気道過敏性が亢進している患者では術中の換気不良などのリスク

術前のチェックリスト
最近の発作歴
治療薬の有無

人工呼吸:呼気時間を長く

カプノグラムの波形の変化(右肩上がり)

治療:
気管チューブトラブルの除外
吸入酸素濃度を上げる
かく痰の除去
スペーサー

LMA挿入は予防をメイン:頭側に回っていつでも気管挿管できることが条件

120521 ペースメーカー

1932年アルバートハイマーのペースメーカー:手回し

携帯電話22cm

無線LANは考慮しなくてよい

VDD=VVIに心房との同期機能、DDDVDDに心房ペーシング機能が付加されたもの

120518 ATIII欠損症

ATIII
へパリンと結合して活性が1000倍になる

ATIII欠損症
常染色体優性の遺伝疾患

80-90%血栓症
初発年齢は10-35歳
外傷、手術、妊娠経口避妊薬の内服などを誘因として発症することが多い
DVT

麻酔管理
術前からのATIII製剤の補充

目標はATIII活性80%
術後管理:へパリン投与
7日以降はワーファリン投与