2014年8月5日火曜日

140805 喘息と麻酔

20-44歳で有病率9.4%

持続する炎症による気道のリモデリング

小児はアトピー性、成人は非アトピー性

発作時の換気障害の特徴
呼気時の気道抵抗が高い
自発呼吸の胸腔内陰圧が強くなる
流量は保たれるが呼気流量の減少
内因性のPEEP圧増大

コントロールの評価
週一回以上の発作や治療薬
活動制限1秒率または最大呼気流量が自己最高値の80%未満

2014年8月4日月曜日

140810 COPDの麻酔 

COPDの麻酔

病期分類:%1秒量 i期80以上、ii期50-80 iii期30-50以上 iV期

1秒量1.0-1.5l周術期管理に特別の工夫を要する、0.7l以下になると生命の危険が高い
救命のための緊急手術のみ可能 待機手術の目標は1秒量1.0以上

血液ガスは必ずしも重症度とは相関しない
血液ガスは術前の値を目安に管理する

COPDでは肺血管床が破壊されている

2014年8月1日金曜日

140722 スパイナルドレナージ

脊髄クモ膜下腔にチューブを留置してドレナージすること

腹側2/3 脊髄への血液供給は1本の前脊髄動脈のみ
前根髄質動脈で一番太いものt8-L1の下降大動脈から分岐することが多い

脊髄の流圧=平均動脈圧-脊髄組織内圧CSF圧

平均動脈圧は60mmHg以上CSF圧を10mmHg以下に

脊髄灌流圧を60mmHg以上に

合併症:頭蓋内硬膜外血腫、髄膜炎、ドレナージ量過多による出血、脳ヘルニアなど

140724 なぜセボフルランはうちでは第1選択なのか

持続投与している

代謝、排泄を考えなくてよい

生体内代謝率低い
   そのまま出てくるので考えようがない

肝、腎機能に影響されない
   代謝産物の活性を考えなくてよい

ETsevは実測の濃度である
   実測濃度で投与する薬剤は他にない
   TCIは予測血中濃度

140731 麻酔中の低体温


自律性体温調節、行動性体温調節

第1-3相、 第1相:麻酔薬の血管拡張で中枢温が末梢に急激に移動

アミノ酸、糖、蛋白質合成促進でエネルギー消費

140801 仰臥位低血圧症候群 妊婦の帝王切開

エフェドリン:古い研究ではα刺激で子宮胎盤血流が低下するといわれていた、エフェドリンでは子宮胎盤血流が減少しない

α刺激で母体心拍数は低下する、心拍出量も低下する

UapHはフェニレフリンで高い