2014年5月29日木曜日

140529 PONV 日麻参加報告

腹腔鏡下の手術の方が多い
手術時間が長くなれば発生頻度が高くなる

予防ガイドライン
日本語訳 http://www.muikamachi-hp.muika.niigata.jp/academic/PONVjap.pdf

P6 pericardium 6

NK-1受容体拮抗薬 
ホスアプレピタントメグルミン 
http://meetinglibrary.asco.org/content/230-114

2014年5月20日火曜日

140513 悪性高熱症

交感神経の異常興奮
細胞膜の透過性亢進

劇症型以外の術中診断は困難

ダントロレン2.5mg/kg 初回は1mg/kg 効果がなければ1mg/kgずつ静注、ミラーでは2mg/kg 5分まで 副作用は過剰投与で筋力減弱、呼吸筋麻痺はまれ

不整脈
カルシウム製剤 
細胞内カルシウムが上昇するので△ 

カルシウムブロッカーは心停止のリスクあり

140520 薬剤の血管外漏出について

静脈炎を起こした血管は攣縮する

抗癌剤
血管外漏出時に起こす組織障害の強さで分類
壊死性 軽い発赤腫れ、痛み→水疱、潰瘍、壊死形成
炎症性
非炎症性


非抗ガン剤:
強アルカリ性 メイロン,ラシックス,イソゾール
血管収縮:血管収縮作用により細胞に酸素欠乏状態
高浸透圧:20%以上ブドウ糖、ビーフリード、マンニトール、セルシン、KCL
電解質補正用薬:カルチコール 塩化カルシウム KCL
血管外漏出のリスクの添付文書:プロポフォール


穿刺部位が足、手背
下肢:静脈炎、静脈血栓が生じやすい

皮下組織が少ない部分は漏出により局部組織圧が高くなり血流障害


漏出したら投与中止
血液吸引して
あっためるか:冷やす炎症抑制

薬剤投与 ステロイド剤局所注射

予防:投与予定の薬剤の下調べ
点滴穿刺部位:可能なら手首から肘までの間前腕の太い血管