2011年11月16日水曜日

111114 心房細動

アップストリームアプローチ:
心房細動器質になることを抑制
心臓リモデリングを押さえる
心房を変化させる神経内分泌因子を治療

レニンアンギオテンシン系を抑制する、アンジオテンシン変換酵素阻害薬とアンギオテンシン受容体拮抗薬、スタチンは、抗炎症作用や抗酸化作用、抗血栓作用
β遮断薬は心不全による心房リモデリングを抑制する

ダウンストリーム治療:
起こってしまった心房細動を抑える;抗不整脈薬、アブレーション
心房リモデリングによってイオン電流量が変化するためリモデリングの進行状況によって薬効が変化する可能性がある
心筋活動電位を形成するイオンのすべてに対してアミオダロンが効く?
リズムコントロールよりレートコントロール:リズムコントロールは難しい
 ジギタリス製剤、β遮断薬、Caチャネル遮断薬
適正な心拍数は、安静時に60~80/min運動時に90~115/minを目標に
フレカイニド:ナトリウムチャネル遮断

抗不整脈薬:Naチャネル遮断薬やKチャネル遮断薬
リモデリングの程度によってイオン電流量が変化するために、一概にこれを使ったらいいというのはない

心房の器質的な変化が生じた後に心房細動のトリガーを治療する:これをほおっておくと悪循環に陥る

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