2014年1月27日月曜日

140127 酸素濃度

低酸素血症の発症機序
肺胞低換気:中枢性、末梢性(気道が狭窄、閉塞)
換気血流不均衡:換気血流比を保つために低酸素性肺血管収縮HPVという機構
HPVを維持するためにTIVA
シャント:解剖学的シャント気管支動静脈など換気されていない部分、
シャント様血流無気肺の部分
拡散障害:肺血流が肺を流れるのは0.75秒、拡散するのに時間がかかると酸素化が悪くなる

高濃度酸素投与による利点
低酸素決勝の予防、術後感染症の低下、術後悪心、嘔吐の低下 FiO2 0.8以上にすると発症率は低下する

欠点:フリーラジカルの増加、術後低酸素血症発見の遅れ、無気肺の増加血中に酸素が吸収された後に肺胞を維持するガスがなくなって肺胞が虚脱する
換気抑制
HPV増加
至適FiO2について結論はない、
高濃度酸素の害、低酸素の害を考慮したうえで個々の患者に応じて濃度を決定する

0 件のコメント:

コメントを投稿