2018年5月23日水曜日

180522 PONV (研修医の先生のプレゼン)

全身麻酔の30%
誤嚥性肺炎、窒息、脱水、電解質異常
睡眠不足、術後痛の増強
外側毛様体に入る複数の刺激

神経を介した入力

ニューロキニン受容体

大脳皮質:不安、頭蓋内圧
ヒスタミン
ムスカリン
ドパミン
セロトニン

危険因子
Apfelスコア
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10485781
Apfelスコア 0-1 予防対策必要なし


リスク低下の基本戦略
区域麻酔、TIVA、オピオイド使用軽減、適切な輸液、せい吐薬
オンダンセトロン:5HT3受容体遮断

PONV以外の原因検索
イレウス、胃管閉塞などを除外する


 Matthews C. A review of nausea and vomiting in the anaesthetic and post
anaesthetic environment. J Perioper Pract. 2017 ;27:224-227. 

2018年5月21日月曜日

180521 喉頭痙攣 (研修医の先生のプレゼン)

上喉頭神経

発症時期:
IT 麻酔導入、抜管後
SGA麻酔導入、術中、抜管後

診断
吸気と気喘鳴
気道内圧の上昇
一回換気量の低下、陽圧換気時のマスク、カフリーク増加気管支ファイバーによる目視

リスク
若年、上気道感染、喫煙、受動喫煙、喉頭、咽頭の手術、浅麻酔、上喉頭神経領域の刺激(挿管、SGA挿入操作、出血気道内分泌物、唾液吸引、吸入麻酔薬)

Larsons maneuver

2018年5月14日月曜日

180514 悪性高熱症 (研修医の先生のプレゼン)

悪性高熱症

10万人に1から2人

死亡率は1960年代 70-80%
2000年以降は15%に低下

男女比3:1

機序RYR1チャネルからのカルシウム放出が活発になっている

日本麻酔科学会ガイドライン

ダントロレン:RYR1チャネルの開口を抑制


40℃以上
15分間で0.5℃以上の対応上昇で最高体温38℃以上

55mmHgを超える説明のできないEtCO2


問診:過去の麻酔で問題がなくても2回目の麻酔で発症することがある

血縁者の筋疾患:セントラルコア病 RYR1受容体遺伝子に異常をもつ
筋ジストロフィー

労作性熱中症
運動誘発性横紋筋融解症:リアノジン受容体の遺伝子変異があると考えられている

2018年5月11日金曜日

180510 周術期禁煙のすすめ (研修医の先生のプレゼン)

タバコからの有害成分

ニコチン:依存性があり、交感神経亢進とカテコラミン増加で心筋仕事量を増加させる。

タール:気道繊毛運動障害し、痰がたまりやすくなり、発癌性がある。

一酸化炭素:ヘモグロビンとの親和性が高く、酸素運搬能低下させる。

喫煙者の術中管理
痰の気道閉塞、酸素飽和度低下

術後リスク
30日までの死亡
肺炎
創傷治癒の遷延
感染のリスク

4週前以上の禁煙が理想
2-4週ほどの短期禁煙でも効果はある

禁煙後1-2週間は分泌物は増加する

アイコス
見えなく、しみない水蒸気

普通のたばこと比較すると
ニコチン、タールは2/3、COは1/10

180511 吸入酸素濃度が高いとPCO2が高くなるのはなぜ Oxygen-induced hypercapnia (ベテランの先生のプレゼン)

The Haldane effect
ヘモグロビンに酸素が付加すると,二酸化炭素との親和性が低下する.
「同一の炭酸ガス分圧に対して,血液が含有する炭酸ガスの量は,酸素分圧の上昇に反比例して減少する」
ボーア効果の逆.肺胞の毛細血管内で高濃度の酸素に触れると,二酸化炭素がヘモグロビンから解離しやすくなる.
高濃度酸素がヘモグロビンのヒスチジンからHが放出されてPaCO2が上昇

HPVの抑制

Abdo WF. Oxygen-induced hypercapnia in COPD: myths and facts. Crit 
Care. 2012;16:323. 

Aubier M. Effects of the administration of O2 on ventilation and blood gases in
patients with chronic obstructive pulmonary disease during acute respiratory
failure. Am Rev Respir Dis. 1980 ;122:747-54. 


DAVIES CE, MACKINNON J. Neurological effects of oxygen in chronic cor
pulmonale. Lancet. 1949 12;2(6585):883-5

2018年5月8日火曜日

180509 肺動脈血栓症 (研修医の先生のプレゼン)

発生頻度 肺血栓塞栓症0.008-0.04%(2500例に1例)
死亡率17%

術中の対応
etCO2急激な低下+低血圧/SPO2低下

呼吸回路
気管チューブの確認
人工呼吸器の確認、過換気になっていないか
動脈血ガス分析
心臓超音波検査

手術操作の中断、100%酸素での換気
緊急コール
循環器内科、心臓外科への連絡
ヘパリン5000単位静脈内投与外科医と相談、出血に注意
循環動態の安定化、カテコラミン投与など

画像検査、カテーテル検査、外科的血栓除去、カテーテル治療を考慮

リスク因子

予防

2018年4月7日土曜日

180406 実体重か理想体重か  (ベテランの先生のプレゼン)

lean body mass 

Ideal body weght HT-105

除脂肪体重:体重が非常に大きくなると減ってくる

LBM, IBW で投与
プロポフォール(ボーラス投与)
レミフェンタニル粉末は脂溶性高い
ロクロニウム脂溶性低い

TBWで投与
プロポフォール持続
フェンタニル
ミダゾラム
スキサメトニウム