2018年8月19日日曜日

180817 大腿神経ブロック 淡路島セミナー 5年目の先生のプレゼン

大腿神経ブロック
転倒のリスク 
転倒率はトータルで1.6%
risk:高齢、男性、合併症数、全身麻酔
Memtsoudis SG. Inpatient falls after total knee arthroplasty: the role of
anesthesia type and peripheral nerve blocks. Anesthesiology. 2014;120:551-63.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24534855

大腿神経の走行:
内転筋管大腿三角から内転筋腱裂孔までの 内側広筋、長、大内転筋、縫工筋(広筋内転筋間膜)

大腿四頭筋への枝を超えてから局所麻酔薬を投与して筋力低下を抑える
鎮痛効果は大腿神経ブロックと同じ

TKAでは内転筋管ブロックとカクテル合わせ技で鎮痛効果が高い 
Sawhney M.Pain After Unilateral Total Knee Arthroplasty: A Prospective Randomized
Controlled Trial Examining the Analgesic Effectiveness of a Combined Adductor
Canal Peripheral Nerve Block with Periarticular Infiltration Versus Adductor
Canal Nerve Block Alone Versus Periarticular Infiltration Alone. Anesth Analg.
2016;122:2040-6.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27028771

大腿直筋:大腿四頭筋の中で唯一股関節の屈曲を担う→転倒に関与している
大腿直筋への枝→大腿動脈ー大腿深動脈分岐部近辺より分岐 大腿神経ブロックで必ずブロックされる→ より遠位でのブロックが必要

末梢でやればACBで20mlの局所麻酔薬を入れると後ろの座骨神経まで流れて下垂足が生じる可能性がある

2018年8月3日金曜日

180803 クイズのこたえ(腹腔鏡手術の麻酔)

FRC<CCになるのは?

答:肥満、喫煙、頭低位、加齢

180803 腹腔鏡手術の麻酔と呼吸機能 (ベテランの先生のプレゼン)

呼吸の変化:気腹すると肺は小さくなる
肺胞:小さい肺胞は大きい肺胞に比べてつぶれやすい 風船と同じPaO2が下がる
膨らみにくい気道内圧を上げる
腹腔内に注入するCO2によりPaCO2は上昇する
機能的残気量
クロージングキャパシティが大きくなって肺胞がつぶれやすくなりPaO2が低くなる
重力で背側の肺がつぶれる:血流は背側に
リクルートメントをしよう!(麻酔器に機能あり)

拘束性換気障害と閉塞性換気障害のスパイロメトリのパターンのクイズ

FRC<CCになるのは?

2018年7月30日月曜日

180730 喘息患者に対する麻酔管理(研修医の先生のプレゼン)

病態
小児11-14%成人6-10%

全身麻酔中に発作を起こす頻度0.1-2%
喘息を有する患者では2-10%

危険因子
気道感染から2週間は過敏性が上昇している
術前1か月以内に発作がない0.8%
術前1か月以内に発作がある4.5%

声門上器具は気管への刺激はおさえられるが、発作が起こった際には気管挿管が優位

導入と維持:デスフルランは?
抜管、深麻酔で...

カプノメトリShark-fin

治療
発作以外の除外
手術中断
酸素濃度、揮発性吸入麻酔薬の濃度
アミノフィリン
ヒドロコルチゾン
選択的β
アドレナリン

2018年7月27日金曜日

180727 腹腔鏡手術

気腹圧 15mmHg 30を超えると合併症が増える

影響

呼吸器
循環器
気道内圧、機能的残気量などへの影響

十分な筋弛緩薬は術後疼痛を軽減する!?、胃管挿入

換気量を増加する

モニターの監視、聴診

気管挿管で呼吸を管理する

合併症の鑑別診断、気胸、空気塞栓、気管支挿管、皮下気腫

SpO2、 聴診、気管支挿管、気道抵抗

2018年7月26日木曜日

180726 動脈ライン (研修医の先生のプレゼン)

目的
適応

波形:収縮期一回拍出量、拡張期体血管抵抗
観察するポイント
収縮期血圧にいたるまでの立ち上がり:心収縮力が良いかどうか
波形のもどり
波形の硬さやわらかさ
大動脈弁の閉鎖ノッチの位置と有無;低い、ない場合は循環血漿量低下
血圧波形の呼吸性変動:胸腔内の異常、循環血漿量低下

190724 吸入麻酔薬 (研修医の先生のプレゼン)

血液ガス分配係数
blood/gas partition coefficient

筋弛緩作用は主に神経に対する遮断によるもの

よく溶けると肺胞濃度は上昇が遅い

筋肉も脂肪へもデスフルランは溶けにくい

認知機能や嚥下機能はデスフルランが有利

セボフルランでは抜管した後に血中濃度が再上昇すると再入眠のリスク