2011年12月5日月曜日

111205 吸入麻酔麻酔薬

吸入麻酔薬:血液ガス分配係数麻酔薬が低いほど早い。D:0.45 S:0.65 I1.4デスフルランの沸点23.5度、デスフルラン:気道刺激性が強い。生体への取り込みが早い 導入のときは血管の富むVRG 体重の10%の容積だが心拍出量の75%の血流を占める。麻酔薬吸入開始後はまずVRGに麻酔薬が大量にとりこまれるが容積が少ないために10分ほどで動脈血と平行に達する。筋肉は体重の50%を占めるが心拍出量の20%の血流しかうけてない。覚醒の速さはこの血流の少ない臓器からの麻酔薬の抜けによる。デスフルランは4時間くらいたつと筋肉とVRGは平衡になる。セボフルランは4時間くらいではまだ筋肉に溶けていっているので覚醒の速さは麻酔時間の長短に影響される。沸点は低いが常温度では液体と気体の平衡が不安定なので安定して気体になるように気化器にヒーターをつける。値段高いので笑気を併用することも多い。

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