2016年2月9日火曜日

160208 脳血流

MAP60-150mmHgの範囲ではほぼ脳血流量は一定
高血圧患者では脳灌流圧と脳血流量の関係のグラフが右にシフトしている

頭蓋内の7-10%が血液→麻酔科医が関与できる部分だろう
PaCO2 20-80mmmHgの範囲でCBFは一次関数的に増減

CMRO2は脳の温度が1度低下すると7%以上低下する

ICPに影響を与える因子
吸入麻酔薬:脳血管を直接拡張し脳血流を増加いICPを上昇 CMRO2減少
セボフルラン代謝抑制血管拡張作用ともに弱い
イソフルランは強い

STEAL減少
頭蓋内圧亢進状態ではわずかな血管拡張状態で危機的に上昇する

マンニトールはBBBが正常かどうかが重要
脳では血液からの物質移行が正確に調節される必要がある
Tight junction 脳の毛細血管にも存在するので、電解質などの低分子量物質も通過できない

BBBの障害の評価 T1腫瘍T2浮腫の比較や拡散強調の利用

出血などでHb濃度が低下すると動脈血中の酸素含量が低下するため細動脈が拡張して脳血流を増加させることで酸素受給バランスを維持する

Hb7以下になると脳血管の代償機構が幡らなくなるため最低でも7を維持する

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