2019年5月16日木曜日

190516 腸管膜牽引症候群 (研修医の先生のプレゼン)

COX活性化により痛み物質プロスタグランジンが産生される。診断基準はない。麻酔科医の判断

麻酔薬、硬膜外麻酔、出血性ショック、アナフィラキシーショック

発症後5-10分後に血圧がもっとも低下し、20-30分かけて自然軽快する
重篤な心血管系合併症を有する
ロピオン(COX阻害薬)を麻酔導入時に投与して予防する
レミフェンタニルがCOXを活性化するのでフェンタニルより発症しやすいという意見もある
ヒスタミンが関係するという意見もあるが明らかではない
医局員のコメント:心停止に至った症例も経験したことがある
他病態を除外することが重要

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