2017年5月25日木曜日

170525 ビデオ喉頭鏡 (研修医の先生の発表)

ビデオ喉頭鏡の有用性と欠点
CCDカメラで間接的に声門を確認できる喉頭鏡

利点
通常症例の見え方の改善
困難症の対処
指導、フィードバックが容易
胸骨圧迫中の挿管
ビデオ喉頭鏡を普及させたらいいのではないか

欠点
全体像が見えない本来見えるはずのものが見えない
死角における南部組織の損傷
立体視が難しい:ビデオ画面で見えるが挿管できない
高価
肥満や妊婦のケースではビデオ喉頭鏡の方が挿管時間を要した、という報告もある

こんなのも出てました!
Sanfilippo F. Video Laryngoscopes and Best Rescue Strategy for Unexpected Difficult Airways: Do Not Forget a Combined Approach with Flexible Bronchoscopy! Anesthesiology. 2017;126:1203. PMID: 28509804.
以下の論文に対しての意見です
Asai T. Avoiding Repeated Attempts at Tracheal Intubation: Can Videolaryngoscopes Be the Answer? Anesthesiology. 2016;125(4):615-7.PMID: 27483125.

0 件のコメント:

コメントを投稿