2011年8月29日月曜日

110829 血小板凝集

血小板凝集 @ 血小板の構造:不活性化では円盤形、活性化すると球状に形を変えて偽足、血小板の表面糖鎖、血管内皮細胞は陰性荷電を帯びていて正常では血管内皮に結合しない、一次凝集、二次凝集、血小板の二次凝集には細胞からのカルシウムの放出が必要、血小板には、開放小管系が存在し、細胞膜と通じていて、Ca2+が流入したり、顆粒細胞内容物が放出される。
外因系は血管損傷、内因系の反応はDVTやAfなどの血栓(血管内だけの反応)、血小板血栓と凝固血栓:血小板血栓は、速い血流下で高ずり応力が作用して、主に血小板が活性化され、血小板凝集が起こり生じる(動脈中に形成される動脈血栓など)、血小板血栓には、抗血小板凝集薬(アスピリンなど)が有効
凝固血栓は、緩い血流下(低いずり応力下)で血液凝固がおこり、フィブリン塊が形成され生じる(心房細動や深部静脈血栓症では、血流が停滞し、主に凝固血栓が形成される)、凝固血栓には、抗凝固薬(ワルファリン)が有効

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