サクシニルコリン(スキサメトニウム)、ケタミン、亜酸化窒素が眼圧を上げる
バルビツレートの入眠量投与すると、間脳による眼圧調節が中枢性に抑制され、房水流出が改善することにより眼圧は著明に低下する。
プロポフォールの眼圧に対する作用はチオペンタールと類似する
導入時の眼圧コントロールにプロポフォールが有用
非脱分極性筋弛緩薬は眼圧を低下
サクシニルコリンは一過性(4~6分)に10~20mmHgの眼圧上昇を来たす
フェンタニル、レミフェンタニル:眼圧を低下
ネオスチグミンは縮瞳作用を持ち、アトロピンは散瞳作用
アトロピンは後でものべますが、リバースの量程度では眼圧に影響を与えないと言われている。
エフェドリンなど交感神経を興奮させる薬物も散瞳を起こす
血圧の維持のため有用性が上回る場合、使用する
気管挿管と抜管操作:眼圧上昇と多くの症例報告あり
バッキング・喉頭痙攣・咳嗽発作は中心静脈を上昇させ、房水流出を阻害して眼圧を高める
喉頭鏡と気管挿管は麻酔関連手技の中で最も眼圧を有意に上昇させやすい手技
少なくとも10~20mmHgの眼圧上昇をきたす
レミフェンタニルを導入3~5分前静脈内投与で眼圧コントロールできたという報告
急激な動脈血圧の上昇は房水産生促進を起こし、眼圧を上昇させる
換気低下、それに伴う高炭酸血症、低酸素血症も眼圧上昇
吸入麻酔の興奮期及び、深麻酔の状態では散瞳
体位では腹臥位が眼圧を上昇
0 件のコメント:
コメントを投稿