2019年2月7日木曜日

1901 プロポフォールの投与方法 (研修医の先生のプレゼン)

麻酔導入中に覚醒(体動)した症例
飲酒大量
肝硬変
プロポフォール120mg
麻酔導入時に体動
麻酔覚醒時に夢をみた

肥満患者でプロポフォールを使うか
麻酔時間12時間
MEP
2.5-3.0μg/dlで維持した
BIS使用できなかった(脳外科)
BISなしでいかに投与量を決定するか
日本人と欧米人の肥満の定義

ロポフォール、スガマデクス➜実体重
レミフェンタニル、ロクロニウム➜理想体重
フェンタニル➜補正体重(除脂肪体重)

①実体重 Total body weight
 脂肪量が多いと覚醒遅延の可能性が考えられる
   肥満患者において良好な覚醒を得られたとの報告あり

②理想体重 Ideal body weight:BMI=22
 高度肥満においては特に術中覚醒のリスク高い

③補正体重 Corrected body weight
       :理想体重+[0.4×過剰体重(実体重-理想体重)]
  Servinらが報告したプロポフォールを肥満者にmg/kg/hr単位で
    投与する際に過剰投与を防ぐための補正法
    術中覚醒したとの報告あり

麻酔導入時の就眠濃度が重要ではないか

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